京都・南丹の自然を楽しむ vol.3 ~城山(新庄城跡)編~

自然

新庄城跡は旧新庄小学校の保護者により子ども達の学習のためにと整備・保全がなされてきましたが、2015年の閉校以降ま整備されない状態が続いていました。
一方、近年のお城ブームにより山城である新庄城跡を訪れる人も多くありました。
2026年秋開催の、全国都市緑化フェア in 京都丹波を機に「スニーカーで登れるハイキングコース」をコンセプトに、お城好きの方だけでなく多くの皆さんに楽しんでいただけるよう新たな登山道を醬備しました。
令和7(2025)年3月 新庄城跡の自然を守る会

スポンサーリンク

基本情報

名称/所在地/標高など

名称城山(新庄城跡)
所在地南丹市八木町室橋
標高221m
標準タイム1時間3分
コース定数13(やさしい)

アクセス

1.公共交通機関
最寄駅はJR山陰本線 吉富駅
※登山口まで徒歩約48分
※トイレは改札外に設置

2.車/バイク
最寄りの京都縦貫自動車道のICは
・京都方面:八木西IC
・綾部方面:園部IC、八木中IC

3.駐車場情報
八木文覚ふれあい公園駐車場
※トイレがあります

登山コース

コース名登り下り備考
新コース20~25分15~20分2025年4月開通
大手道コース15~20分10~15分

新庄城跡(城山)は双耳峰です。北側の主峰(最も高い)に本丸、尾根続きの南側の支峰に南丸が位置します。山頂間の距離は約400mです。
新コースは南側の支峰に向けて登り、尾根伝いに北端の主峰に向かいます。登山道は整備されたばかりで、初心者にもおススメです。
大手町コースは従来から存在するルートで目印も少なめです。主峰を直接目指すことができます。コウノトリの飛来する文覚池を周回します
・三角点は支峰に設置されています。

「双耳峰(そうじほう)」とは、山頂にほぼ同じ2つのピークを持つ山のことです。動物の「耳」のように並んでいる様からそう呼ばれます。

管理人
管理人

冒頭で”「スニーカーで登れるハイキングコース」をコンセプト”と紹介しましたが、運動やスポーツに向いた機能や構造の靴を推奨します。
登山靴までは不要ですが、お洒落重視のスニーカーは避けた方が無難です。
※特に大手町コースはスニーカーは不向きです。

八木文覚ふれあい公園駐車場付近の看板
新コース途中に設置されているゲート①
新コース途中に設置されているゲート②
大手道コース入口に設置されているゲート

実際に登ってみた

活動データ

新庄城跡(城山) / DAISUKE34さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

見どころ・魅力

山頂の眺望(主峰、支峰)

主峰(本丸)からの景色
支峰(南丸(副郭))からの景色

眺望は悪くありません。木陰もすぐ近くあるので夏場の休憩にも問題ありません。

二の丸跡、三の丸跡からの眺望

二の丸跡付近からの景色
三の丸跡付近からの景色

二の丸跡は支峰から主峰へのルート途中に、三の丸は主峰から大手町ルートの途中にあります。伐採されていて、眺望良し(伐採後の樹木がもう少しなくなっていると嬉しい)

登山・散策情報

城跡の説明看板

コース状況

目印となるピンクテープや看板も豊富で迷うことはほぼありません。
 ※逆に大手道コースは少ないので、ご注意

動物に注意&配慮

何れも大手道コース上の撮影です。
「マムシ」と「コウノトリ」と趣きが幾分、違いますが、注意・配慮ください。

その他のポイント

遺構に関する案内(竪堀、片堀切、塹壕、切岸、虎口空間、堀切(土橋有り)、大土塁)がたくさんあります。途中から、案内を探すのが楽しくなります。

駐車場として利用可能な八木文覚ふれあい公園には遊具も設置されていますし、キャンプ、バーベキュースペースもあります。

参考情報

関連リンク

  1. コース定数とは? – YAMAP ヘルプセンター ↩︎

タイトルとURLをコピーしました