日吉町佐々江(ささえ)は京都府南丹市日吉町の最も東に位置します。
東は京都市右京区、北は南丹市美山町域に隣接しています。
旧五ヶ荘小学校域(現殿田小学校)に位置する人口120人ほどの集落です。
地域・集落の概要
はじめに(居住者からのメッセージ)
佐々江は移住していただくにあたって、本当の田舎好きには少し物足りないかもしれませんが、いわゆる中途半端な田舎とも言える佐々江の魅力をお伝えできればと思います。
佐々江から約30㎞(車で45分)走れば福王子路交差点(京都市右京区)に着き、
・西へ進めば広沢池を通って奥嵯峨・嵐山、
・東へ進めば仁和寺、金閣寺、立命館大学(衣笠キャンパス)
・南へ進めば東映太秦映画村、三菱自動車工業(京都製作所)
です。京都市内の職場や観光地へのアクセスのよい地域です。
でも本当の魅力は、自然環境のよさとそこに住む住人の優しさにあると思います。
ここに移住してもう何十年にもなる方々にも冊子・Web版の編纂に加わって頂きました。
佐々江に移住を考えておられる方に、少しでも参考になれば幸いです。
佐々江区では、移住を考えておられる方々へ良いことも、そうでないこともきちんと知って頂く為に「佐々江の住み方ガイド」という冊子を2024年度に作成することになりました。
冊子の完成後は2025年2月予定です。冊子のデータも当サイトにアップ予定ですが、お渡し(郵送)することも可能です。ご希望の方はお問い合わせフォームからお願いします。
※Web版は最新情報に随時更新していますので、冊子版と情報が異なる場合がございます。
基本情報
上佐々江 | 中佐々江 | 下佐々江 | |
---|---|---|---|
人口 | 49人 | 55人 | 39人 |
子どもの数 | 5人 | 3人 | 4人 |
高齢化率 | 55% | 65% | 51% |
(子どもの数は高校生以下を記載)
地理と交通
【地勢】周囲は佐々江トンネル、神楽坂トンネル、原峠など山々に囲まれた地勢です。
【河川】東西に田原川(桂川に合流)が流れています。
【一般道】府道19号線(園部平屋線)、府道78号線(佐々江下中線)、府道443号線(佐々江京北線)の結節点となる交通の要衝です
【有料道路】園部IC(京都縦貫自動車道)が最寄りです
【JR】JR日吉駅まで車で約20分です
【バス】JR日吉駅、美山(かやぶきの里)、周山(京都市右京区)の各方面へ路線バスが走ります
自然環境
東西に流れる田原川には他の河川ではいなくなった貴重な川の生物、
オオサンショウウオ、ヤツメウナギ、アカビツ、シマドジョウ、ギンタが生息。
ホタル、カジカ蛙、サワガニ など、子供たちの遊び相手もいます。
山の自然自慢はクリンソウ、ササユリ、カタクリ、シャクナゲです。
それを守る地域行事として川刈り(川掃除)を実施しています。
家と仕事と子育て
空き家バンク登録の家
現在、佐々江地域に空き家バンク登録中の物件が1件あります(2024年10月末時点)。
空き家バンクに未登録の物件ですが、未利用の空きが複数あります。
佐々江の生業
佐々江の地域外に働きに出てる方が約2割、農業を含む自営業の方が複数名いらっしゃいます。それぞれどんな働き方なのか、紹介します。
リタイヤされた方は年金頼みではなく、家庭菜園で自給自足と地に足のついた生活を送られています。
企業で働く
地域内に立地する企業は少ないです。
京都市の中心部まで通勤される方が複数名います(国道162号線経由、ドアツードアで約1時間)。
京都市内まで出ると多様な職種があり、田舎と都会の大きく異なる環境や業務が体感でき、キャリアや視野を広げる良い機会となります。
途中、高雄の四季折々の桜や紅葉、つつじなど自然を感じながらの通勤が醍醐味です。
地域の全域に張り巡らされたの光ケーブルが利用でき、リモートワークも支障はありません。
リモートワークに支障がないか、携帯電話の通信速度を確認しました!
ダウンロード速度10Mbpsあれば、動画視聴(標準画質)に問題ありません。
某回線は圧倒的に遅く、利用には厳しいかもしれません。
回線名 | ダウンロード 速度(Mbps) | アップロード 速度(Mbps) | 契約会社 | 測定デバイス |
---|---|---|---|---|
docomo | 11.7 | 2.93 | LIVMO | OPPO A55s 5G |
au | 10.1 | 1.27 | UQ mobile | iPhone XS Max |
ソフトバンク | 0.84 | 0.06 | Y!mobile | iPhone SE(第三世代) |
楽天モバイル | 39.0 | 10.1 | 楽天モバイル | moto g52j 5G |
■楽天モバイル測定画面
南丹市内では楽天モバイルが優秀な結果を出すことが複数あります。
■光ケーブル測定画面(KCNなんたん/光100Mメガプラン + UQモバイル)
100Mbpsあれば、オンラインゲームやビデオチャットも快適に利用できます。
※「光100メガ」プランの新規募集は終了(「光300メガ」or「光1ギガ」のみ)。
農業で生計を立てる(専業農家のリアル)
佐々江の専業農家さんからリアルなお話しを聞けたので一例としてご紹介します。
(2024.10.25. 聞き取り)
平成10年40歳のころに U ターンで専業農家としてデビュー 。
耕作面積は徐々に増えて現在は5ha(水稲が4.5ha、野菜が40aほど) 。
自分で増やしたというよりは、周りの人から頼まれてやるようになったものが多い。
はじめのうちこそ地代を払っていたが、今はお金を払ってでも管理してもらいたいという時代。
自己所有の土地は 1ha 少し。増やすつもりはない。自分ができなくなった時、代替わりがうまくいくかどうかわからないため 。
水稲、黒豆、万願寺とうがらし、たんくろう(早生の枝豆)、モロッコいんげん、かぶら(2024年はできてない)。
お米は利益率が低い。時給10円の世界と言われている。あるところまでは面積を増やせば収入が増えるが、大規模になると機械も大型化したり、人を雇う事にもなるので、5haくらいが一番利益率が高いという何年か前の雑誌の調査結果がある 。
単位面積当たりの収益は野菜の方が上。それでも米作りが好き。ロマンを感じる。
春に田んぼの準備、天気との兼ね合いで、あぜつけのタイミングが難しい。
種もみと育苗土を農協から購入し370~380枚の苗づくり。
苗の段階で病気にやられると復活しない。昔から苗半作というとおり、無事に苗ができてくれるとホッとする。
田んぼの枚数は26枚ある(一番小さいもので6畝、大きいもので2.6反)。
なるべく田んぼとして使いたいが、水が来ないところやどうしても水持ちが悪いところは野菜専用にしている。
3~4月 種もみから育苗、並行して荒鋤き、あぜつけ、畑の準備
5月 代掻き、田植え、たんくろう播種&苗づくり→植え付け、万願寺植え付け
6月 黒豆播種&苗づくり→植え付け
7月 随時草刈り、たんくろう収穫→モロッコいんげん播種 、万願寺収穫
8月 随時草刈り、田んぼの水抜き
9月 稲刈り→乾燥→選別、かぶら播種、モロッコいんげん収穫
10月 玄米として保管、秋鋤き、黒枝豆収穫
11月 水路の補修、田んぼの均平を取る作業、かぶら収穫
12月 同上、黒豆選別、出荷
1~2月 雪が降ったらおやすみ
なるべく野菜の作業がお米の作業と重ならないようにしたいが、うまくいかないこともある。
野菜の出荷作業は主に奥さんが担当。
今は、年金の収入もあり、子どもも成人したので夫婦二人が生活していくことはできるが、貯蓄には回らないので、家の修理など大きいお金が必要になった時のことを考えると不安。
機械のローン返済もある。
種もみや肥料やら購入して代金払うときにはまだ何も収入がないのがつらいところ。
新規就農する場合はよっぽど貯えがないと難しいのでは 。
トラクター(付属品:あぜつけ器、ロータリー)、田植え機、コンバイン、乾燥機(3台)、もみすり機、選別機(小米)、色彩選別機、計量器、保冷庫(2台)、保管庫、種もみ播種機(手動)
他にも欲しい機械もあるが、置き場所も必要だし、修理代もかかる。
頭に浮かぶのは「感謝」
大変だけど、暑さをなんとか乗り越えることができて、収穫することができて、人に食べてもらうことができて。生きていることが感謝だし、自分が作ったもので人が喜んでくれること。自分はその役割を与えられているから守ってもらえてるんやな、と感じている。
生きているうちは やらせてもらいます。
農業だけに限らず、やったことは必ず後になって返ってくる。1、2年では無理でも、コツコツやったことは 結果につながっていく 。
意見の食い違いはあって当たり前。心を開いて、短気を起こさず話し合ってほしい。
田舎暮らしで自分の欲しいものだけを得ようとするのではなく、住んでいる人たちと一緒にやっていってほしい。
農業はリスクが高いので、半農半エックスが安心。
最低限の収入をもって参入した方がよい 。
子育てする
【保育所/幼稚園/こども園】
・市営の保育所(ひよしこども園)まで車で約20分
※満6ヶ月から申し込み可
【小中学校】 ※市営バスで集団登下校
・殿田小学校:上佐々江 7時45分発乗車
・殿田中学校:上佐々江 6時56分発乗車
【高等学校】 ※最寄りの高校順
・北桑田高校(京都市右京区京北)
※上佐々江 7時40分発乗車
※自転車競技部に入部して、自転車通学もたくましい!!
・園部高校(南丹市園部町)
・農芸高校(南丹市園部町)
※男子は寮あり
・南丹高校(亀岡市馬路町)
・亀岡高校(亀岡市横町)
※園部、農芸、南丹、亀岡の各高校はJR日吉駅から通学
自然の中で子育て出来る環境です。
春は野鳥の鳴き声で目覚め、庭には蛙やトカゲカナヘビ等、川にはアブラハヤ(カンスケ)、カワムツ(モト)、ドビ等の魚釣りも楽しいです。
夏は川遊び、冬は雪遊びを楽しめます。
気をつけて欲しいのは、マムシと言う毒蛇。
草の陰に隠れて動きません。蜂も夏から秋に家の軒下に巣を作り洗濯物等の中に入っていることも有ります!
親はあっしーくんの役割も必要になりますが、町内には野球や、サッカークラブ、他町と合同でダンスや、バレエ、ピアノを学ぶ事もできます。
移住者向けの情報
佐々江地域で移住相談するなら
中田さんが地域の取りまとめ役となり、移住に関する相談を受けています。
中佐々江在住
中田さん
田舎に移り住む理由には、自然の多い所がすきでとか、田舎暮しへの憧れや子供を自然のなかでのびのび過ごさせてあげたいとか、都会の生活に少し疲れた等々様々あると思います。しかし実際実行に移すのには、相当な勇気がいると思います。
そんななか、インフラや生活環境等の情報はある程度資料や案内チラシでわかる部分は有ると思いますが、そこに住む人達の事まではわからないと思います。
どのような人達が居るのか、口うるさい人、お節介な人、無愛想な人等々不安も有ると思います。
と同じ様に、お迎えする側[住民側]にも、どんな家族が来るのか、地元と上手く馴染んでもらえるのか、地域のお仕事(日役)や行事に楽しんで参加してもらえるのかとかいろいろな心配があります。
そこで住民側と移住者側とのミスマッチを出来るだけなくそうと、この冊子の制作やWEBページでの公開をはじめました。
いろいろな費用や行事、地域の作業等々は勿論、住んでみて初めて判る住民の事まで、出来る限り事前に知っていてもらえたらと思います。
移住者の方に第二の故郷となるよう末長く住み続けられる地域作りを一緒にしていきませんか!
中田さんにコンタクトを取りたいときは !?
お問い合わせフォームからその旨を添えて、メッセージをお願いします。
管理人から中田さんへお伝えいたします。
住民の方からのメッセージ
下佐々江在住
土井さん
このたびは、私たちの地域へのご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
私たちの地域は、豊かな自然と穏やかな生活環境に恵まれ、人々が互いに支え合う温かいコミュニティが特徴です。都会の喧騒を離れ、ゆったりとした時間が流れるここで、新しい生活を始めてみませんか?
人口が減少し、過疎化が進む一方で、この地域にはまだまだ多くの魅力があります。
四季折々の自然が美しく、豊かな歴史と文化が息づく静かな過疎地域です。ここでは、昔ながらの生活様式や地域住民同士の助け合いを大切にしながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。地域の一員として、安心して快適に暮らしていただけるよう、このパンフレットでは、地域のルールや習慣についてご案内しています。
過疎地域では、少人数だからこそ、お互いを尊重し、協力し合うことが欠かせません。ゴミの分別方法や、地域行事への参加、自然環境を守るための取り組みなど、地域独自のルールがありますが、これらは皆さんが安心して暮らしていくための大切なものです。初めてのことも多いかもしれませんが、このパンフレットを参考にしていただけると嬉しいです。
新しい生活をスタートされるにあたり、地域全体で温かくお迎えし、サポートさせていただきます。ぜひ、私たちと共にこの美しい地域を守り育てていきましょう。
中佐々江在住
牛尾さん
ご覧いただきありがとうございます。
このページの記載内容は、わが町(村?)「佐々江をこよなく愛するメンバーがよってたかって作りました。
みなさんは田舎ぐらしにどんなイメージをお持ちですか?
自然豊かな環境で、ゆったりと心地よく過ごしたいですよね?暮らしていく上で、自然環境も大きな要素ですが、ご近所さんとの人間関係も重要ポイントです。
高齢化が進む過疎地域では、みんなで協力して暮らしています。それを煩わしいと感じる方もいるかもしれません。わたしたちは、この佐々江が大好きなので、縁あってこの地に移住して下さった方が、万にひとつでも「こんなはずじゃなかった」という気持ちになられたとしたら、とても辛いのです。だから、「いいことも悪いことも」佐々江のくらしをありのままに書き記しました。
知った上でなお、ここのくらしを一緒に作っていこうと思ってもらえたのなら、こんなにうれしいことはありません。
移住検討者に伝えたい地域のこと
このブロックは地域の詳細情報を記載しています。
区費や地域内組織、地域行事など、地域外の方が違和感を感じるものがあるかもしれません。でもそれは住民の方が大事にしてきた「普通」なのです。
自分の「普通」は他人の「普通」ではないことが多々あります。
同様に「都会の普通」は「田舎の普通」とは限りません。
移住前にご自身の住むかもしれない「田舎の普通」を知る一助になれば幸いです。
上佐々江 | 中佐々江 | 下佐々江 | |
---|---|---|---|
区費 | 月1,500円(年間18,000円) ※月払い、半年払い、年払いの選択可 | ||
常会費 | 月500円 (年間6,000円) | 月500円 (年間6,000円) | 年間4,000円 |
地域内組織 | ・消防団 ・いきいきサロン ・皆来者(みなかもん) ・佐々江バンド ・ささゆりクラブ(希少植物の栽培、日本蜜蜂の養蜂など) | ||
・常会(全戸加入) ・上佐々江を守る会(全戸加入) ・農家組合(農家のみ) | ・常会(全戸加入) ・農家組合(農家のみ) | ・常会 ・農家組合 | |
地域行事 | 【4月】総会 【4月】お花見会 【7月】山村広場等清掃 【8月】夏祭り(盆踊り) 【10月】村祭り 【11月】芸術さんぽ 【11月】敬老祝賀会 【毎月区毎輪番制】御霊神社清掃 【不定期】食事会 | ||
【1月】新年会 【3・4月】常会 【6月】川刈り 【お彼岸】クリーン作戦 【8月】懇親会 【毎月2軒輪番制】八幡神社清掃 | 【1月】新年会 【4月】常会 【6月】川刈り 【8月】地蔵盆 【11月】環境美化作業 【毎月3軒輪番制】生活改善センター清掃 | 【1月】新年会 【2・4・5月】常会 【8月】秋葉山/熊野山/会議所清掃 【11月】クリーン作戦 | |
公共施設 | ・会議所 ・浄水場 ・市バス転回場 | ・生活改善センター ・ふれあいランド ・消防詰所 ・安楽寺 ・御霊神社 ・子安地蔵 | ・会議所 ・山村広場 |
その他施設 | ・佐々江あたご山野草苑 ・矢原工房(染織)/(染色) ・地元野菜無人販売所 | ・村のぶどう園レィラス | ・cafe RILLA ・地元野菜無人販売所 |
見所 | ・安楽寺の桜 ・明日谷の九輪草 |
【区費・常会費の使い道】
・外灯やゴミ集積所の維持管理
・生活改善センター、消防施設、グランドの維持管理(水光熱費、保険料)
・災害時の使用設備や道具の購入、除雪の委託費用
・各種催し、イベントの部分助成
・役員報酬や草刈り時の報酬
【役員の決め方】
明確な決め方はありません。順番制でもありません。
近年は年度末(3月末)が近づく12月頃から現役員による「次役員の人事選考」を行い、就任をお願いをしています。
歴代区長は男性ばかりが名を連ねていますが、性別・年齢・在籍年数に関わらず地域を思う心のある方を選ぶように心掛けています。
(「1度はやってみてよ」ってのいう本音も少なからず、あるようです)
行事も日役も強制ではありません。
しかし、「自分たちで地域を守る」という意識で可能な限りの参加をお願いしています。
交友関係を広げるためにも、積極的な参加を推奨します。
【行事の参加人数】
・夏祭り:約110名(地域に戻ってくる親戚の方等を含む)
・村祭り:約90名 (同上)
【日役の参加割合】
・川刈り:約60%
・神社清掃:約60%
地域住民の感じる良いこと、そうでないこと
平成28年度 皆来者(みなかもん)プロジェクト
P.4 21の”ええでー”がありました。より抜粋
・星・山・冬景色・空気・水がきれいで、帰ってくるとホッとする
・昼夜の寒暖差が大きく、おいしい野菜が出来る
・野仏・お地蔵さんを地域でお世話している
・近所の人がみんな知り合い(孤独死の心配がない)
・誰もが一人世帯を気遣っている
・会議の中で、家族の話題がよく出る(家族構成や様子がわかる)
・他ではなくなってきた敬老祝賀会を今もしてもらっている
・お年寄りが元気(現役の方が多い)
・サロンで本が読める
・春先、カッコウやホトトギスなど渡り鳥の中継地になっている
・身近に野生生物がたくさん見られる
・都会ではなくなりつつあるものが普通にある(希少生物や近所のお付き合い)
・Iターン者(移住者)が活動的
・獣害対策のプロ(猟師さん)がおられる
・まとまって何かを成し遂げる人がいる
・伝統食品づくりの名人がおられる(梅漬け、味噌、納豆、漬物など)
・若い人たちの会(みらい塾)がある
・地区内の主要道路が東西南北どちらへも抜けられる
・今のところまあまあバスの便が良い
・空き家、移住に対して区のためにおのおのが力を入れている
・利己主義・排他的な人が少ない
P.5 25の”困ってるでー”がありました。より抜粋
・子ども達やIターン者とのふれあいの場がない
・男女の出会いが少ない(お嫁さん不足)
・野生動物の食害が多い
・プライバシーがない
・積極的に何かをやろうとする人が少ない
・日役や行事の参加が半強制的
・小さな子供が少なく寂しい
・若い人が少なく老人中心の地区になっている
・空き地や空き家周りの草刈り大変
・店がない(夜気軽に行ける店がない)
・区・常会の役がおおすぎる(若い世代に負担がかかる)
・携帯電話が繋がりにくい場所がある
・インタ—ネット回線の選択ができない
・交通が不便
・車がないと生活しにくい
・自然災害危険個所が多い
・除雪作業が大変
令和6年度 Iターン・Uターン者懇親会より抜粋
【参加者のプロフィール】
・子育てするなら故郷でとの思いでUターン
・空き家バンクで照会して移住
・長男が家を継ぐのが当たり前だとの思いで住み続けてきた
・親の介護でUターンしたが、故郷の良さがわかってきた
・定年後の目標(田舎民宿・キャンプ場)を叶えるのに合致した
・JRと自治体のコラボ企画で、お試し住宅に応募
・ジビエ料理に興味があり、狩猟免許も取得
・ここへ来る以前から山や川自然が好きで、知人の紹介でここを知った
・自分で食べるものを自分で作りたいと農地を探してきた
【良いところ】
・最初に紹介を受けた時から感覚的に良い雰囲気だった
・慣れない畑作業をしていると、皆が声をかけてくれる
・子供たちが都会よりのんびり過ごせる
・春、桜並木が美しい ご近所付き合いが気楽
・引っ越して直ぐに住める物件という事で移住を決めたが、今は自然環境や人との繋がりが気に入ってる
・長年住んではいるが、仕事で嫌な事があっても帰って来るとほっとする
・移住者と地域の人達との間が程よい距離である
・利害関係のない大人の(老後の)付き合いができるかも
・都会では出来ない大人の遊ぶ場所がある
・地物野菜が美味しい&家でバーベキューができる
【そうでないところ】
・学校の児童・生徒が少ないのが少し不安
・新聞が自宅まで届かない(何軒か分まとめてバス停や集会所へ)
・高齢になった時に一人では不安、健康な内は良いが永住は出来ないかも
・一人暮らし支援や免許返納後の支援体制が欲しい
・子供が高校生になった時に町への移住を考えるかも
・地元に仕事がない(農業の新しい発想・空き家を民宿に)
【メモ(驚いたことなど)】
・同じ苗字の方が多く、最初は戸惑った(名で呼び合う事が多い)
・区/常会とは何ぞや⁉
・移住者の発想で地元を活性化したい
・移住者が高齢になった時にでも、住み続けられる地域を目指したい!
その他
【医療・福祉について】
最寄りの総合病院は京都市立京北病院です(車で約10分)。
また日吉町内には大学病院があり、鍼灸治療をはじめとして各科受診、入院、治療ができます。
地域の診療所が3ヶ所、往診の対応もあります(歯科医も!)。
介護施設(はぎの里他)入所、通い、訪問サービスも充実しています。